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椛蜍エ製茶

健康であれば健康的なお茶が買える。心に曇りがあると、正当に評価できないんです。

大橋直さんは、健康オタクだ。運動をしたり、食事を減らしたりしている。黒酢を朝晩飲むのが5年間続いているので、ドラッグストアの店員さんから「どうやったら続けられますか?」と逆に聞かれるぐらいだ。きっかけは厄年に体調を崩したこと。これが逆の意味で良い経験だった。
大橋さんの考えは「素材が大事」ということ。と、いうことは「良い仕入れをして、良い加工をすれば、もっと良くなる」ということだ。良い仕入れをするために、体調を崩したことが参考になった。健康であると、健康なお茶が買える。健康とは心身共にである。 お茶を見る目は「技術じゃない」と父に教わった。作った人、仕入れる人、その人となりで決まる。何年も取引のなかった会社へ見本茶を出したら「これは大橋さんのお茶に間違いない」と言われたことがある。痛快だった。逆に欲が出ると、失敗する。儲けそうだな、などと思っていると、もういけない。人間性を高めるということが大事なんだ。体調を崩して学んだことだ。 産地や工場にも、それぞれいろんな特徴がある。それを見つけ出すのも面白い。おいしいお茶を見つけるのは楽しいですね、と話す。
好きな食べ物は"すし"。すし屋のお店の雰囲気や大将と話したりするのは日本の文化だ。お茶もそれと一緒。文化を育てるいい仕事です、と話してくれた。

昭和52年大橋製茶設立。先代は元々静岡に住んでいた。農林水産省の技官だったおじが、鹿児島中央製茶に働き口を紹介され、鹿児島で茶業をすることになった。従業人数は10名。本社工場では荒茶を加工し、卸しを行う。小売販売も真砂と知覧で行っている。

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